Tablature
 小出がアレンジした簡単、あるいは簡単でもないかもしれないリュートタブラチュア

lute tablature arranged and transcribed by Tomoko Koide, for those who have short fingers like me...

手のサイズが一番長いところでも15センチしかない人間でも弾けるリュートタブラチュアをぼちぼち公開していくことにしました。
演奏動画同様、気が向いた時しかアップしないうえに愛想も何もないページですが、手の小ささに悩むリュート愛好家の方の励みになればと思います。

Lady Hunsdon's Puff on D
(PDF)
オリジナルはFですが(Gリュートの場合)冒頭での指のストレッチが、指の短い私のような人間には大きな壁になっています。
同じ悩みを抱えた人は世界中にいたようで、Nigel North御大が「Dに移調してはどうか」と発言されていたので、すわ、と記憶を頼りに移調して演奏してみたものです。
厳密な声部わけなどはしていませんので、みなさんご自分で和音の厚みを足したり引いたりなさってください。細かいリズムの変化もご自由に。こちらはあくまで、一つの例と思って楽しんでください。このタブラチュアは7コース用です。
演奏サンプル
(Youtube)
In the Bleak Midwinter
(PDF)
G.T.ホルストの、まるで民謡のような冬の曲です。10コースリュート用ですが、オクターブを適当に上下させれば7コースでも演奏可能だと思います。オリジナルの4声を出来るだけつぶさないようにアレンジしていますが、演奏しにくければ適当に省いても大丈夫だと思います。
ホルストといえば「組曲 惑星」が有名ですが、古いブリテン島の音楽が好きな私のような人間にとっては、レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ Ralph Vaughan Williasとの親交や、英国の20世紀初頭における民謡の再評価(フォーク・リヴァイヴァルと呼ばれるものです)に関わっていたことを忘れるわけにはゆきませぬ。画家ダンテ・ロセッティの妹で詩人のクリスティナ・ロセッティによる詩に基づくクリスマス・キャロルとして出版された曲です。ロセッティと浅からぬ関係があったウィリアム・モリスは、「古楽」再興の礎を築いたアーノルド・ドルメッチとも親しかったというのですから面白いことです。
演奏サンプル
(Youtube)
All Through The Night
(PDF)
Ar Hyd y Nosというウェールズの民謡です。英語ではいろいろな歌詞があてられているようです。"Daily Express Community Song Book"という、1920年代、ロンドンで出版された「みんなのうた」のような曲集にあったものです。この曲集にはトマス・タリスや、16世紀から伝わる曲も掲載されおり、すべてピアノ伴奏で歌えるようになっています。かつては、裕福な家庭には一台はあったリュート、20世紀にはそれがピアノに代わったのですが、人々が集まってくつろぐとき、みんなで歌う、あるいは歌を披露する文化が、脈々と受け継がれていたのだなあと思います。 演奏サンプル
(Youtube)


指使いを見たい方はこちら(youtube)




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